センバツ12日目・決勝

2回までは見ましたが、学科のオリエンテーションでそれ以降は断念しました…



_神村学園 │000│000│020│2

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愛工大名電│202│000│32X│9



ついに決勝戦。去年の雪辱を期す愛工大名電か、初出場初優勝達成を目指す神村学園か。先発はこれまでと同様、神村・野上、名電・斎賀両投手。しかし、この両投手は対照的な立ち上がりとなりました。

神村学園の攻撃を三者凡退に抑えた1回裏、いきなり名電打線が野上を攻めます。先頭の山田選手が三塁打、次の柴田選手がレフトに犠飛を打ち先制、神村学園は甲子園で初めて先制を許します。そして4番堂上がレフトにソロ本塁打を放ち計2点を入れます。名電は3回にも四死球にヒットを絡めて2点を奪い、4〓0とリードします。

中盤にも名電はチャンスをつくりますが野上が抑えて無得点。神村学園は2回に1死一、二塁としますが後続が凡退。4回から7回までは安打も出ず、内野ゴロや三振が続きます。

7回裏に名電は盗塁を4つ決め、そこにヒットや犠飛でこの回3点と7〓0。神村学園は直後の8回表、2死一、二塁から金堀選手がセンター前にヒットを打ち1点を返します。これで一、三塁となった後飛び出したランナーに対し斎賀投手が悪送球、1点を追加します。さらにエラーで出塁しますが後続が三振、反撃は2点のみ。

8回裏、神村学園の野上投手が降板。投手交代後の先頭打者が四球で出塁、送りバントの後ライト前タイムリーで8〓2、安打と四球で1死満塁と攻め立てます。なんとか遊ゴロで本塁封殺しますが、一塁へ悪送球し9〓2。

9回表は4番天王寺谷からの打順でしたが三者凡退、愛工大名電が初優勝を飾りました。