帰ってきました

数々の失敗に彩られた旅を終えてきました。
3日の朝は予定より30分程度遅い起床、そのせいで準備がばたばたしてしまい、財布にお金を入れ忘れるという根本的なミスをやらかしました。それに気付いたのは札幌駅、戻っている時間もないのでとりあえずATMを検索…。これによって夕張駅往復プランが消滅し、微妙にへこんでエアポートに乗ったらとある知り合いの方に遭遇。ちょいと話して、僕はATMのために慌しく千歳で下車して9時になったらさっさと引き出し、石勝線直通の追分行きに乗り込みました。追分20分→新夕張1時間半→新得7分→帯広45分と、それぞれ待って帯広ではまたもや駅弁の豚丼を食べ、そこからは一路釧路へ。ホテルにチェックインしたあとは市街地をぶらつき(とはいえ釧路川以南はほとんど巡ってない)、幣舞橋を眺めて戻って1泊。
翌朝は5時起きを目論むも目が覚めたら6時半、やっちまったorzというわけで列車を1本遅らせることに。根室に向かうまでは湿原やら丘陵やらで、ひたすら草原は黄色っぽくて、まだ道東に春は来ちゃいなんだなと実感しながら最果ての駅。根室からはバスで納沙布岬を目指します。片道30分程度で到着、滞在時間は20分。それもこれも寝坊のせい。でも結局はGW、観光客が例によっているわけで、感傷に浸ろうとしている自分が場違いにさえ思えてきました。混乱と疲れを抱えて帰りのバスに乗り、最東端の街での数時間はあっという間に過ぎ、再び釧路へ。ここで乗り換えて釧網本線、今度は湿原を縦断したら山に分け入って、雪が残る峠を越えてオホーツク。夕闇の中では水平線は溶けてしまってよく分かんなかったけど目的は果たせました。
網走駅目の前のホテルに泊まって、今朝は無事に予定通り。北見までは普通列車、北見からは特別快速に乗り継いで旭川を目指します。到着は昼過ぎ、そこからはバスに乗ってスタルヒン球場大学野球を見るわけです。球場着いたら寒いったらありゃしない。太陽出てないわ風は強いわで、ガタガタ震えながら試合を見てました。試合はというと、旭川大学が序盤で1点を先制したもののその後は両チームとも後1本が出ず0が続き、8回裏に東農大網走がようやく追いついて、9回では決着がつかず延長戦へ。ここで帰ってしまったので結果は分かりませんが、投手もそこまで調子がよかった感じではないので(寒さのせいかな)、なんだが見てて疲れるというか難しい試合でした。旭川駅に戻ったらさっさと帰りたくなったので岩見沢まで特急券を買いホワイトアローに飛び乗ることにしたまではいいけど、めちゃくちゃ込んでてデッキに立ちっぱなし。岩見沢からは大会か何か終わった高校生が一気に乗ってきて、江別で乗り換えたいしかりライナーに救われた、そんな最後でした。