東京道中2日目

2日目(3月18日・土曜日)


この日はそれなりの時間に起きて、「明治スーパーカップ(仮)」もとい「明治○○杯」へ。
意味はないけどなんとなく伏字。


微妙に遅刻することが分かってしまったため、リッキィくんに電話。ちょっと申し訳ない。
明大前から首都高の下をくぐりキャンパスへ。
なんか落ち着いた雰囲気、休みだからかもしれないけど。
会場の教室にはすでに大体の人が集まっていて、さらに申し訳ない気分。


ペーパー表紙の注意書き(?)がなぜかグルジア文字でうける。もしくはアルメニア?よく思い出せず。
で、問題。難しい。思い出せそうなものすらほとんどない。
時間は過ぎていくけど変に焦りもなく、ただ隣人の「彼」がどれほどがんばってくれるのかが気になっていた。
自信を持って書けたのは1つ、でもこの程度では通過は無理だろう。


結果発表。
詳しい順位とかは覚えてないし、ここに書くようなことでもない。
「彼」は無事通過。九大からも一人通過でいっしょになって喜ぶ。
僕はと言うと案の定、これからすることは、応援。


早押しボード。
やはり難しい。でも正解はある程度出る。問題文を読んでいて答えが分かった瞬間が一番むなしい。
自分は問題に立ち向かう権利さえないのだ。例え分かろうとも分からなくとも、周りの人にとっては同じ。
いばれるような、勝ち誇れるようなことでは何一つない。
アンケートにあった設問。


「スルーになった問題で分かったものがありましたらお書きください」


とてもじゃないけど、僕なんかがこういうことに対して書いてはいけない、と思った。
結局アンケート自体を提出できなかったことは申し訳ありません。


コース別。ボードだったり多答だったり。
地理問ですらまともに分からない。とても、中央が遠く見えた。
「彼」はここも通過。危なかったりもしたけど、やっぱりうれしい。と同時に、やっぱり、遠い。


準決勝。
一人目に勝ち抜けた方の勢いに気圧されそうだった。
座っていた場所は相当後ろの方だったけど、ものすごい何かを感じた。
先輩とメールしていて、応援してくれているのが伝わって、涙ぐみそうになった。
その後勝ち抜けた人はいなかったけど、「彼」は決勝に残った。本当に、うれしかった。


決勝。
大量にスルーとなっていく問題たちを、どうすることもなく聞いていた。
「彼」は勝てなかったけど、そこにいることに価値があったのだととりあえずは思う。
自分がどこまであの場所に近づけるかは分からないし今後しだいなのだろうけど、少しでも近づけたら。


なんかシリアスになってたけど、この後は合流したヲバキウさん・櫻庭氏たちと共に下北沢へ。
一旦別れることになるが、その前に駅前で腹筋をやられる。ヨタ話、あるいは「1Y1」の恐怖。
北の人間+Sさんで夕食を求めて彷徨う。ちょうどいい値段のところがなかなかない。
なんとかそれなりの値段の店を見つけて夕食。なぜか受験がどうたらとかそういう話になる。振ったのが自分のような気もするけど。
いや、まずは相手の出身とかそういう話をしないと落ち着かないわけで。


こっちの方が早く自由になったので時間つぶし。駅前は人通りが多くて居づらいけど仕方がない。
再合流後はさらに強力な布陣が形成されていた。ルックスくん初めまして、って中学生か、はぁ。
再び松さんのお宅へ。改めてパラレルに対する弱さを実感。皆さんわかってらっしゃる。
クイズも終わって、多分また『JOY』を見て。
電気を消した刹那。


えーっと、僕には無理でした。耐え切ることも、そのまま伝えることも。
以前の日記を見ていただければ分かることだけど。
とにかく、僕はやられっぱなし。
いろんな意味で翌日に不安を残しつつも、なんとか眠りに入っていった。